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夢色★とらんじっとも~る

三次元写真模型(3D Photo Craft)でつくる街並・乗り物のペーパークラフト&ジオラマ

3Dモデリングの練習中...

このところ暇を見つけては3Dモデリングの練習をしています。この作業、結構中毒性が高くって、ついつい時を忘れて没頭してしまい、後で後悔すすることもしばしばです。

自分の場合は、流行りのFUSION360ではなくSketchUpを使っての練習です。SketchUpはもう15年位使っていて、ペーパークラフトのモデリングにも使っていますので、扱いに慣れている…というのが最大の理由ですが、このソフト、率直に言って、3Dプリンタ向けのデータ作成にはあまり向いていません。何せ、球をひとつ作るだけでも面倒臭いぐらい3次曲面に弱いし、特に厄介なのは、自動的に面を生成したりするためソリッドなオブジェクトを作るのが難しいのです。
3Dプリンタで出力可能なオブジェクトはソリッドモデル(中が完全な空洞の1枚の皮だけで出来た立体)でなければなりませんので、意図しないところで線や面が作られてしまうとそれを除去するのが大変で... 実際、ソリッドでないと診断されても修正箇所が判らない→永遠に出力出来ない…というケースが結構ありました。今は練習中で試行錯誤の過程ですから良いものの、何時間もかけて作ったデータがこうなるとかなり凹むと思います。

そんなわけで、「練習」と言っても操作方法を学ぶというよりもこの辺の欠点を補う制作手法を見つけることに大半の時間を割いていますが、ようやく↓のようなオブジェクトが思い通りの寸法で完全なソリッドモデルとして、しかも結構手早く作れるところまでこぎ着けました。

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幸い、SketchUpには無い機能を補う膨大なプラグインが存在し、多くが無償で提供されていますので、苦手な3次曲面はこれらを組み合わせて解決し、最初からソリッドモデルを阻む処理を行わないことで対応しています。まあ、どうせ旧式車両しか作りませんので、問題になるのは、妻面と側面の間のR部分と屋根の接合やシル、ヘッダー、雨樋の追従ぐらいなんですけどね... 

なお、SketchUpは元々建築の構想設計ツールとして開発された物ですので、建築系のモデリングには抜群の威力を発揮します。建物自体はレーザーカットのペーパーモデルの方が綺麗だと思いますが、ペーパーで作るのが面倒臭い組み合わせものや小さな塊状のものには便利です。相変わらずソリッドにするのはちょっと注意が必要ですが、↓みたいなものが15分もあれば作れてしまいます。

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さて、ここまで来たら次は一度出力サービスに出してみて、ディテールの出具合を確かめたいと考えていますが、テスト用の題材を何にするのかで迷っています。完全なスケールものはいきなり難しいので「××タイプ」ということになりますが、あれも良いしこれも良い…と全くまとまらないのです。あ~、どうしよう!

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セリアで見つけたペンタイプの新世代ボンド

現在、ペーパークラフトの組み立てには、セメダインホビー用と速乾アクリアという2種類の接着剤を使っています。どちらも水性のエチレン酢酸ビニル系で、紙、木、布のみならず金属やガラス、一部のプラスチック類にまで対応するイマドキのものです。両者はどうやらほぼ同じ物のようで、独特なビニール臭も粘度も接着時のクセも似ていますが、セメダインホビー用は極細ノズルのペンタイプだけ、速乾アクリアはボトルタイプと詰め替えパックだけしか、少なくとも大阪では店頭販売されておらず、やむを得ず2種類を使っている…という状況にあります。通販で送料無料になるほど大量消費しませんからね... 店頭にないものは使えないのです。

極細ノズルのペンタイプの使い心地は、小さなパーツに直接塗布出来るので、一度使うと病みつきになって手放せなくなるスグレ物で、すべてこれを使えば良いのですが、問題はその価格! ボトルタイプの容量3分の1しかないのに値段は倍近いのです。だから使い切ったセメダインホビー用の容器に速乾アクリアを詰め替える…というセコいことをしていたりしますが、これも結構手間とロスが生じますので、何か妙案がないかと常々思っています。

こんな時、セリアという100円ショップで見つけたのが↓これ。
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同じ種類の接着剤のペンタイプが何と100円です。実際に使ってみたところ感触は、こちらは学校教材用を謳っているためかほぼ無臭で、粘度がやや高めな気がしますが、接着力や速乾性は全く問題ありませんでした。
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難点としては、ノズルが短いため狭いところへの注入が出来ない点と、完全な丸筒状の容器なので転がりやすく、ごく少量の絞り出しが難しい点。ついつい力が入りすぎて出しすぎてしまいます。粘度が高いことも影響しているのかも知れません。ノズルはせめて10mm位あれば良いのですが、これはコストというより安全のためなのでしょう。なお、ノズル径自体は一見大きそうに見えますがセメダインホビー用と変わらないようです。
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まあ、セメダインホビー用の半値以下で、しかも近所で手に入りますのでありがたく使わせてもらうことにしましょう!




結束帯で木を作る時に便利なテープをダイソーで発見!

100円ショップで売ってる園芸用ビニールひも(結束帯)で木を作る時に便利な茎巻用テープをダイソーで見つけました!

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アートフラワーの世界では「フローラテープ」の名で大昔からあるものですが、100円ショップで見たのははじめて。何故かこちらは「フローラルテープ」という商品名で、値段が猛烈に安い!

色はちょっと微妙ですが、ほぐした紙紐を巻き付ける方法よりも厚みが出ず、着色も不要なので使いやすいです。結構上の枝の方まで巻き付けられるのも良いです。
この手法での幹の処理方法は茶色パウダーを塗すのが厚みも出ず、一番雰囲気か良いように思いますが、反面、手間がかかる上に禿げやすくて扱いが面倒なのが難点ですが、こちらは非常に簡単です。

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↑不織布たわしと草パウダー(緑の軽量紙粘土を粗おろししたもの)で繁みを付けたもの。幹の色はそれほど気にならないと思いますが、もし気になるようなら油性マーカーやクレパス等で着色しても良いと思います。


100円ショップの商品だけでジオラマの地面と木と茂みを作る(その2 木や草むらを作る)

前回のエントリでパウダー類の自作方法をご紹介しましたが、今回はそれを使って、実際に植栽環境を作っていく方法をご紹介します。もちろん、市販品のジオラマ用パウダーを使っても同様のものが作れます。

■地面を作る
土の地面は、対象部分に接着剤を塗り、土パウダーを撒いて乾燥させ、余分なパウダーをはたき落として完成させます。接着剤は木工用ボンドをそのまま使うと乾燥が速すぎたり、乾燥後光沢が出るので、事務用水のりの方が扱いやすいです。木工用ボンドを使う場合は2~3割水で薄めたものをお薦めします。

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草地は葉っぱパウダーや草パウダー(あるいは両方)を土の地面と同様の方法で撒いて表現します。土と草地の境界は土を先に撒いてから草を撒きますが、それほど厳密を期す必要はありません。土の地面の一部にだけ草地があるような場合(未舗装道路の端っことか…)は、撒き分けるのではなく、まず土を全面に撒いて乾燥後に草をくっつけます。この場合は木工用ボンドの方が扱いやすいです。

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■草むらを作る
茂みは、繊維状の芯材に葉っぱパウダーを塗し付けたものを地面に接着して表現します。
芯材には不織布たわし(ナイロンたわしとも言う)と呼ばれる、主に調理器具用の清掃用具の緑色のものを用います。不織布たわしは非常にポピュラーかつ昔からある商品なので、どこの100円ショップでもたいていあるはずです。

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これを出来る限り薄く矧ぎ、適量ずつ丸めて、表面に木工用ボンドまたは水のりを塗って葉っぱパウダーを撒き、乾燥後余分なパウダーをはたき落として、地面に貼り付けます。先に地面に接着してからパウダーを撒くか、パウダーを撒いてから地面に付けるかはやりやすい方でかまいません。一度に大きな面積、高さをカバーするのではなく、少しずつ重ねていった方がリアルに見えます。

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↓葉っぱパウダーを塗して作った茂み
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↓草パウダーを塗して作った茂み
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ミーツで売ってる「ココヤシファイバー」を使っても同様の効果が得られます。この製品は緑色、茶色、白色の3色があり、通常は緑色を使いますが、茶色のものに茶色のパウダーを使うと枯草を表現することも出来ます。

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■木を作る
木は針金の束を捩って枝振りを作り、そこに茂みと同じ方法で不織布たわしを丸めたものに葉っぱパウダーを塗したものを絡み付けて作ります。普通の針金だと後で塗装が必要になりますが、元々茶色い針金を使えばその工程を省略出来て簡単です。
一番手っ取り早いのはダイソーの「アレンジワイヤー」と言う紙巻きワイヤーの茶色のを使うことです。細めの0.35mm(110本入)が使いやすいです。

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私もずっとこれを愛用しているのですが、廃版にはなっていないはずですが、最近、店頭で見かけたことがありません。そこで今回はたいていの100円ショップで手に入る園芸用の結束帯を使う方法を紹介します。

結束帯はビニール被膜がなるべく細い(狭い)ものがお薦めです。色は茶色が理想的ですが、100円ショップにはないと思いますので緑色のを使います。ビニール被膜が細いものは概して安物が多いので、お徳用の長尺物が使えると思います。

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ここでは件のミニジオラマに使う木(HOスケールでちょっと小さめの木)を例にして、具体的な作り方を以下に示します。

・結束帯を80~90mm位に切ったものを10~15本用意し、捩って束ねながら適当に枝振りを作っていき、はさみなどで剪定して形を整えます。枝先を目立たせぬようなるべく短くしておきます。
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・緑色の結束帯を使っている場合は、幹の部分に紙紐をほぐしたものを巻き付け、マーカーなどで茶色に着色します。枝先は繁みが付くと目立たなくなりますので途中まででいいです。土パウダーとかの茶系のパウダーを直接塗す方法もあります。
なお、アレンジワイヤー(茶色の0.35mm紙巻きワイヤー)を使用する場合は、16~20本程度を使います。幹の着色などは特に不要です。

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・不織布たわしまたはココヤシファイバーを適当に丸めたものを枝先や枝分かれの部分(緑色の部分)を中心に絡め付けながら接着します。接着剤は本来、GPクリヤーなどの有機溶剤系を使うべきですが、手荒に扱わなければ木工用ボンドでも意外と固定出来ます。

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・繁みの部分に木工用ボンドを適当に塗り、葉っぱパウダーを振りかけて固着、乾燥させ、余分なパウダーをはたき落とせば完成です。接着剤はまんべんなく一様に付けず、テキト~かつ感覚的に付けて葉っぱを塗した方がリアルに見えます。
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↓ココヤシファイバーと草パウダー、幹を土パウダーで着色したバージョンです。ココヤシファイバーは小さく丸めたりするのが少し扱いづらいのですが、これもこれでなかなか良い感じになります。この辺はお好みで決めて良いと思います。
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2回に分けて長々と説明してきましたが、100円ショップの物だけでも十分ジオラマの造景が可能であることがお分りいただけたと思います。「紙で作る鉄道ジオラマ」シリーズだけでもたくさんの建物がありますが、特に欧州系の建物のペーパークラフトは豊富にありますので、これらを使ってのジオラマ作りは題材に事欠かないと思います。また、100円ショップにはまだまだ使えそうな素材がたくさんありますので、そういう視点でお店を覘くと、見て回るだけで結構楽しめたりします。
建物だけを作っても完成した瞬間に持て余し、短時間の内にゴミと化すのがペーパークラフトの常ですが、ジオラマにすれば作品性が格段に上がって、一定期間の鑑賞に耐えられるようになります。これを機会に是非チャレンジしてみてください。予想以上に簡単で、予想以上に感動して自己満足に浸れますから!


100円ショップの商品だけでジオラマの地面と木と茂みを作る(その1 パウダー類の自作)

私が作るペーパークラフトジオラマは、ペーパー100%ではなく、実際のところは紙以外の素材も使っていて、それが実感性の向上に大きく貢献しています。前回のエントリで紹介した「プリふれ模型店~紙で作る鉄道ジオラマ 第2弾」の店舗と気動車を使ったミニジオラマを例にすると、地面(土)と植栽(木、茂み、草地)は紙ではありません。できる限り専門店でしか手に入らないような特殊な材料は使わず、身近な材料を使うように心がけていますが、土や葉っぱを表現するためのパウダー類だけは専用品を使っています。価格も安いし、大量に自作するのはなかなか大変だからです。津川洋行のシーナリーパウダーとモーリンのグラスセレクションを1~2種類ずつ持っていればとりあえず困ることはないと思います。購入も専門店は敷居が高いとしても大手家電量販店の店頭や通販でも買えますのでお気軽ですし。

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でも、前述のミニジオラマのような極小サイズのものなら、必要とするパウダー類もごく微量で済みますから自作も容易です。ここでは、100円ショップで売ってる物だけで地面と茂み、木を作る方法を紹介したいと思います。

ということで今回はまずパウダー類を自作する方法を紹介します。実のところ、これさえ自力で用意できれば、あとは何とでもなりますので、ペーパークラフトジオラマ作りの核心の部分なように思います。

■土パウダー
土パウターは、市販品は木粉を着色したものですが、オガクズを作るのはともかく、それを着色するのが大変なので、ここでは色付きの軽量紙ねんどを紙やすりなどで粉末状にしたものを使います。

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↑ダイソーの軽量紙ねんど「ふわっと軽いねんど ブラウン」を完全に硬化させたものを少し粗めの紙やすりで粉末にします。
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ちょっと暗めかなと思ったので灰色の粉末を少し混ぜてありますが、ブラウンだけでも良いと思います。セリアやキャンドゥで売ってる「木かるねんど」(木粉入り軽量紙ねんど)も使えます。ダイソーの木粉ねんども使えますが乾燥すると固くなるので粉末化が少し面倒です。これらを適当に混ぜて使うとさらに良い感じになります。
なお、これらの作業をする時は粉末を吸い込まないようマスクなどを使うことを強くお勧めします。

■葉っぱパウダー
草むらや木の繁みを表現する微細な薄葉片。基本、緑色の細い帯状のものを切り刻んで作ります。

ダイソーの「グリーンモス」と言うドライフラワーなどのアレンジに使う乾燥ヤマゴケをハサミで細かく刻んだもの。ほかに、ラフィアやペーパーパッキン(いずれもダイソーにある)でも似たようなものが作れます。

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なるべく細かく刻むのがポイントです。切れ端が飛び散らないよう、ヨーグルトの空き容器のようなちょっと深めの箱の中で、少量ずつ切っていくのがコツです。
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■草パウダー
土パウダーと同様に軽量紙ねんどの緑色のものを固めて、大根おろしとかを作るおろし金(金属製の物を推奨)で粗い粉末状にしたもの。
上記の葉っぱパウダーがあれば必須アイテムではありませんが、あると表現の幅が広がります。100円ショップの緑ねんどは明るすぎたり、鮮やかすぎる傾向がありますが、アクリル絵の具の深緑色や茶色を混ぜ込めば、極端な濃色以外は調色が可能です。↓はアクリル絵の具で調色した上で同様の方法で作った赤と茶色のパウダーをごく少量混ぜたものです。

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量は、件のミニジオラマなら、土パウダーが大さじ1杯、葉っぱ/草パウダーが大さじ2杯程度あれば事足りると思いますが、作る手間はあまり変わらないと思いますので、少し余裕を持たせて用意することをお勧めします。

具体的な木や草むらの作り方は次回、ご紹介します。

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よっしい

Author:よっしい
写真から作るペーパークラフト=三次元写真模型でつくる「乗り物のある風景」
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