夢色★とらんじっとも~る

三次元写真模型(3D Photo Craft)でつくる街並・乗り物のペーパークラフト&ジオラマ

弘南鉄道松木平駅ペーパークラフトジオラマの試作(Nスケール)

せっかく弘南鉄道7000形の鉄コレを買い込んだので、第3作目に挑戦!です。

今回モデルにしたのは大鰐線の松木平(まつきたい)駅という小さな中間の無人駅。駅舎はなくホーム上の待合所だけ。単線片面ホームで駅の周囲には何もない・・・まさに模型化用に用意したみたいな駅です! おまけにその佇まいたるや、適度に草むした、いかにも地方私鉄の長閑さを体現したかのような雰囲気! 駅舎としては田舎館や津軽大沢、中央弘前なども魅力がありますが、こちらの手の出しやすさにはかないませんね。

ただ、道床付システムレールの使用を前提に考えると、駅(プラットホーム)はちょっと厄介な問題があります。そのままレールを敷設するとホーム高が実物換算で2m弱?と、怖いぐらいの高さになってしまうため、道床の厚み分を地面(GL)下に埋め込む(というか周囲をかさ上げ?)しないといけなくなるのです。
それと、単線片面ホームの場合、駅に停車する様子は正面(車両側)からは見えない…という、鉄コレの展示台とするには根本的な問題があります。
そんなわけで今回は、まずは小さい試作版を作って、奥行きや後ろ側の見え方などを検討することにしました。

実際の松木平駅はこんな↓駅です。
http://konantetsudo.jp/station/station-owani/station-owani07/

↓ストラクチャは待合所とサイン2種類(駅名標、行先表示器)。正式版では架線柱と柵を加える予定。
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展示台としては車両側を正面にする視点とホーム側を前面、つまり後ろ側からの視点も考慮する必要がありそうです。
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撮影ポイントは列車正面やホーム上から停車中の列車を狙う…というところでしょう。まあ、これは現地で実物を撮影しても同じような構図の写真を撮るのでしょうね。
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ホーム幅は40mmにしていますがもう少し狭くすべきかな?と思います。ただし、ホーム背面に法面を追加したり、架線柱のスペースを確保するため犬走りを少し広げる必要があるので、奥行き自体は広げないといけないようです。この辺、いきなり本作すれば間違いなく再作を余儀なくされていたでしょうから、試作して良かった~と思います。


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弘南鉄道の平川鉄橋ペーパークラフトジオラマ(Nスケール)

前作のコンクリート高架橋のペーパークラフトジオラマは、あれからお世話になっている模型屋さんに「話のネタ」としてお持ちしたところ、あちらからも情報発信していただき、弘南鉄道さんの公式ツイッターでも紹介してもらったりと、当初予想もしなかった展開となりました。創作活動という「孤独な戦い?」を続けている者としては、こういう展開は正直、励みになるもの! それですっかり気を良くして、第2作! と相成った次第です。

今回は大鰐線の有名撮影地のひとつである平川鉄橋がモデル。
サイズは270(長さ)×50(奥行)mm。高さは一応50mmですがシステムレールとの接続は想定していません。
長さはKATOのフレキシブルレールの3分の1に合わせた経済寸法で、製造原価の削減を考慮しています。製造原価や量産効率は今のところ遊びにリアリティを持たせるためのエッセンスですが、この辺を考えながら作るのはけっこう楽しいです!

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実は今回、久しぶりに展開図の無料公開をしようと、同じテーマで車両込みのオールインワンタイプのミニジオラマを制作中で...
デッキガーター橋は、箱(橋桁)と筒(橋脚)で一応サマになり、パウダー類も不要なので、幅広い層を対象にするには最適な題材です。せっかく無料配布するなら出来るだけたくさんの人に楽しんでもらいたいですからね~!
まあ、こちらの橋脚はなかなか特徴的な形をしているのでそう簡単にはいきませんが、その分、完成すれば「あの鉄橋や!」とすぐに判ってもらえるメリットがあります。

ただ、ひとつ問題があるとすれば、道床付システムレールが使えないので鉄コレ用にはムリ…ということですが、物は試しとフレキシブルレールを貼ってみたら、枕木の寸足らず感や質感が変なのは否めないものの、さりとて見れなくもない、という結果が得られました。
「鉄橋の模型」としてはとても成り立たない無茶苦茶なものですが、鉄コレの「舞台セット」と思えば許せる範囲内?というところでしょうか。

↓鉄コレ弘南鉄道7000系(7039F)の箱の実物写真とほぼ同じ角度で撮ってみました!
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なお、展開図の公開は現在最終調整の段階に来ていますので近日中に公開出来るかと思います。

そうそう、前作のコンクリート高架橋では弘南鉄道の現行車両がなかったので鉄コレのフリー電車を載せたテキト~な写真をUPしてしまったのですが、これがGoogleで「弘南鉄道 ジオラマ」と画像検索すると上位に表示されるのが気になって気になって…かなりの後ろめたさを感じておりました。そこで、今回大枚?をはたいて鉄コレ7000系を買い込みました! せっかくの、よくある「既製品の見立て」ではない「固有の風景」ですからね~ この辺は注意しないといけないな…と反省しきりです。

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↓川面は新開発の流紋フィルム?を貼って表現。というと何か新素材?っぽいですが、何てことないただの透明塩ビフィルム(PPフィルムでも良い)に細かい横シワを付けただけのものです。使える接着剤が限定されますが、レジン等に比べると驚くほど簡単かつ安上がり(多分タダ?)で結構リアルに見えます。
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相変わらず架線柱は課題です。弘南鉄道の橋梁の架線柱は、除雪のためかすべて張り出しタイプ(しかも斜め上方向への…)で、その上鉄橋は鉄骨トラス柱2本の門形のが、テーパーのある橋脚に付く…という何とも絶望的?なものなので、工作精度にバラツキの出やすいペーパークラフトでは本当に難儀します。
架線柱本体はいずれレーザーカットパーツでそこそこリアルなヤツを作ろうと考えていますが、取付方法は何か考えないといけませんね。

弘南鉄道には、中央弘前辺りの川沿いのシーンや田舎館駅、津軽大沢駅の駅舎、松木平駅、小栗山駅のホームなど、まだまだ作ってみたい題材がいっぱいあります。18m×2両というサイズ感が丁度良いのもありますが、風景を「絵」にしやすい、特徴を掴みやすいところが魅力かな?と思います。日本中にゴマンとある鉄橋や高架橋梁で、それそのものだけで「ここ!」と言えるケースなんてそうそうありませんからね~ 多分ご自身はお気づきじゃないと思いますが、これも立派な「沿線資源」になると思います。ただ、直接旅客誘致に繋げるのは難しいので一捻りが必要ですけどね...

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猫屋線STORY~「稲荷前-原口間にある通称”稲荷坂”」ペーパークラフトジオラマ(HOスケール)

鉄コレ猫屋線のパッケージには猫屋線の路線図が載っていて、既に途中駅(停留所?)である桜土手駅ではプラットホームが発売されていたりします。今後も色々なストラクチャやアクセサリが出てくる可能性があります。
折角なのでこれに便乗してジオラマや車両で架空の鉄道路線を作っていきたいと思います。題して「猫屋線STORY」! 今のところシリーズ化をもくろんでいます。

ちょっと調べてみた限りでは特に細かい設定があるわけではなさそうで、具体的に判っているのは各駅の名称と桜土手~新田間に「大川」という川があることぐらいです。つまり残りは自由に考えて良いということで... いわば早い者勝ち? 先に考えてネットに上げてしまえば、それが以降の事実になる可能性が十分にあります。

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今回は稲荷前~原口の間にある小高い丘を上る、通称「稲荷坂」をジオラマ化してみました。
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元々、新町中~新田~稲荷前の辺りは大川が複雑に蛇行して氾濫を繰り返して出来た低湿地帯で、集落があったのは原口よりも東側だけ。それを江戸時代に大川を真っ直ぐにした上で川幅を広げて辺りを耕作地化したもので(それ故新田という地名が残る…)、それが明治になって国鉄が開通してからは大川西岸地区が市街地化して現在の姿になったもの。そのため稲荷前と原口では25mほどの高低差があり、その往来が稲荷坂なのです。
ちなみに稲荷社は丘から突き出た半島状の小山の上にあり、稲荷前停留所からは山道の参道を上って行くようになっています。

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サイズは250×100×50mm。実は春先に作った「桜のトンネル」ジオラマのベースを流用したものです。Nスケールではややゴツめで車両が負ける感じでしたが、HOだと丁度良いボリューム感です。
たしかに土台と線路と電柱は紙で、無塗装ですからペーパークラフトジオラマには違いないと思いますが、ちょっと議論のあるところかも知れませんね...

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京阪大津線併用軌道ペーパークラフトジオラマPART2(Nスケール)

前作の地点から1ブロックほど浜大津寄りにある公園をモデルにしています。サイズは前作同様150×70mm。そもそも、併用軌道を描いた地面シートを使い回せばバリエーションが簡単に増やせるぞ…という目論見から試しに作ってみた...というのがコトの真相で、それ故ペーパークラフトとしては思いっ切り手を抜いた造りになっています。

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木はいつも通り茶色の紙巻きワイヤーを適当に捩って枝振りを作ったものに、今回は薄く矧いだ不織布たわしを搦め、その上から、先日サンプル購入した中国製フォーリッジをまぶしてあります。色が一様なのが少し不満ですがKATO製品の3分の1位の値段なので許しましょう。

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試しに前作と並べてみたところ、これが予想外に合う! 両者のつながりはかなり無茶苦茶なのにその矛盾があまり目立たない、特に車両を跨がせて置いてしまえば元々300mmサイズのジオラマだったかのように見えてしまいますから不思議です。これだと、このサイズでは無理だった鉄コレ2両編成やBトレ4両編成を載せることも可能になります。

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ということで、ここでひとつ思いついたのは、このサイズのジオラマを、ある種の「組写真」と言うかコラージュのように複数組み合わせて表現してみたらどうだろうか?というもの! 何せ実物に直せば小学校のプールよりも小さい空間ですから、開発も組み立ても非常にお気軽。昔の風景でも古写真1枚あれば、あんまり厳密なことを言わない限りは何とかなる... 大きい作品では絶対に無理ですけどね。

例えば大津線でなら、三井寺駅を出たところの鉄橋とか、駅だと膳所本町とか、昔の東山~蹴上辺りの風景とか芯になるシーンを2~3の小さなミニジオラマで構成するようにして、最初はHP等で順次無料ダウンロード配布、次にイベントの来場特典として印刷済みシート配布、種類が揃ったところで書籍形態等にした切り抜き済みキットを販売・・・ 
これらに伴って、鉄道まつり等のイベントで、木、川面等の造形テクニックを絡めたジオラマ組立ワークショップやパーツを流用したミニレイアウト作り等を開催したり、実際に沿線に出かけて自分で撮った背景写真でジオラマをグレードアップする提案や、オリジナルジオラマ制作の提案(似たような地形の場所では現場の画像だけで「そこ」になる…)等も行って、肝心の旅客誘致にもつなげていきます。

その簡便さゆえに軽~く扱われることが多いペーパークラフトですが、もっと戦略的に考えてみても良いと思います。要は、どこも同じような車両だけをヌツ~に配布する…というよくあるパターンではほとんど意味がないので、他のグッズとの連携性や沿線に呼び込む仕掛け、話題作りなんかにポイントを置くことが重要だろうと思います。
特に厳しい状況にある地方路線では、大きなリスクがない分実行しやすく、うまく使える可能性も高まると思いますので、一度検討されてみては如何でしょう。

京阪大津線併用軌道ペーパークラフトジオラマ(Nスケール)

鉄コレ、Bトレの展示(撮影)台となるペーパークラフトジオラマ第3弾です!
元々、鉄コレ600形辺りをターゲットに併用軌道で2両編成が収まるサイズのものを計画していまして... これだと軌道部分を自作するにせよ、TOMIXの直線レール+トラムパーツで埋め込むにせよ結構厄介なことになるので、それを解決してから…と考えておりましたが、まずはBトレ向けに軌道を絵だけにしたショーティー版を試しに作ってみることにしました。

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モデルにしたのは石山坂本線浜大津~三井寺間の併用軌道部分。なるべく昔の風情が残っていて、かつ作りやすそうな場所を選びました。
サイズは150×70mm。Bトレ2両もしくは鉄コレ1両が載り、CAN★DOで売ってるディスプレイケースに収まるようにしています。

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車両はこのためにBトレ700形を買うのもな~と思ったので一体型簡易タイプの600形を急造しましたが、そこそこリアルな建物とは完全にミスマッチです! やはり下回りとクーラー、パンタは別にすべきですね... 一応動力ユニットを仕込めるようにサイズを合わせてあるのでそのうち作り直すことにしましょう。

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Author:よっしい
写真から作るペーパークラフト=三次元写真模型でつくる「乗り物のある風景」
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