京阪大津線併用軌道ペーパークラフトジオラマ(Nスケール)
2017-05-12
鉄コレ、Bトレの展示(撮影)台となるペーパークラフトジオラマ第3弾です!
元々、鉄コレ600形辺りをターゲットに併用軌道で2両編成が収まるサイズのものを計画していまして... これだと軌道部分を自作するにせよ、TOMIXの直線レール+トラムパーツで埋め込むにせよ結構厄介なことになるので、それを解決してから…と考えておりましたが、まずはBトレ向けに軌道を絵だけにしたショーティー版を試しに作ってみることにしました。

モデルにしたのは石山坂本線浜大津~三井寺間の併用軌道部分。なるべく昔の風情が残っていて、かつ作りやすそうな場所を選びました。
サイズは150×70mm。Bトレ2両もしくは鉄コレ1両が載り、CAN★DOで売ってるディスプレイケースに収まるようにしています。

車両はこのためにBトレ700形を買うのもな~と思ったので一体型簡易タイプの600形を急造しましたが、そこそこリアルな建物とは完全にミスマッチです! やはり下回りとクーラー、パンタは別にすべきですね... 一応動力ユニットを仕込めるようにサイズを合わせてあるのでそのうち作り直すことにしましょう。

元々、鉄コレ600形辺りをターゲットに併用軌道で2両編成が収まるサイズのものを計画していまして... これだと軌道部分を自作するにせよ、TOMIXの直線レール+トラムパーツで埋め込むにせよ結構厄介なことになるので、それを解決してから…と考えておりましたが、まずはBトレ向けに軌道を絵だけにしたショーティー版を試しに作ってみることにしました。

モデルにしたのは石山坂本線浜大津~三井寺間の併用軌道部分。なるべく昔の風情が残っていて、かつ作りやすそうな場所を選びました。
サイズは150×70mm。Bトレ2両もしくは鉄コレ1両が載り、CAN★DOで売ってるディスプレイケースに収まるようにしています。

車両はこのためにBトレ700形を買うのもな~と思ったので一体型簡易タイプの600形を急造しましたが、そこそこリアルな建物とは完全にミスマッチです! やはり下回りとクーラー、パンタは別にすべきですね... 一応動力ユニットを仕込めるようにサイズを合わせてあるのでそのうち作り直すことにしましょう。

沼尻鉄道内野停留所ペーパークラフトジオラマ(HOスケール)
2017-05-02
日本硫黄沼尻鉄道って、ナローゲージ模型の定番っぽいイメージがあって、駅舎も車両も既に製品化されてて、「今更ペーパークラフトにしてもショボいだけだしな~」と思っていたのですが、中間の停留所は、その規模といい、形状といい、雰囲気といい、模型化するのにぴったりなのに、意外なことにほとんど誰も手を付けていないようなのです。
ということで、今回は内野(うつの)停留所をペーパークラフトジオラマ化してみました。

サイズは150×100mm(ハガキサイズ)。ダンボールを2枚重ねて作った段差にしわ加工した茶色のクラフト紙を貼って起伏を作っています。
メインのストラクチャは待合所の小屋。本物はもっとボロボロで屋根はめくれてるし壁は隙間だらけ、おまけに建物全体が歪んでいる...という惨憺たる有様でしたが、さすがにそれをペーパークラフトで表現するのは難しいので、かなり綺麗な状態です。ほかには電信柱が一本。

車両は、他社線の車両では格好が付かないので、ガソ101形っぽい単端を作りました。ついでにこれをベースにドアステップカバー付きとかショーティータイプ、客車タイプ、丸屋根タイプ、正面3枚窓タイプ、ボンネット違い、デッキ違い、色違いとか、それこそものすごいバリエーションが作れてしまったので、後日改めてご紹介することにします。


沼尻と言えば冬~春先のドロドロのイメージが強いのですが、ここでは緑の濃い夏場の雰囲気にしました。

ハーフサイズのバカチョン(死語?)カメラで撮った、ちょっとブレ気味の写真の紙焼きが50年ぶりに出てきた...という雰囲気で画像を加工してみました!

ということで、今回は内野(うつの)停留所をペーパークラフトジオラマ化してみました。

サイズは150×100mm(ハガキサイズ)。ダンボールを2枚重ねて作った段差にしわ加工した茶色のクラフト紙を貼って起伏を作っています。
メインのストラクチャは待合所の小屋。本物はもっとボロボロで屋根はめくれてるし壁は隙間だらけ、おまけに建物全体が歪んでいる...という惨憺たる有様でしたが、さすがにそれをペーパークラフトで表現するのは難しいので、かなり綺麗な状態です。ほかには電信柱が一本。

車両は、他社線の車両では格好が付かないので、ガソ101形っぽい単端を作りました。ついでにこれをベースにドアステップカバー付きとかショーティータイプ、客車タイプ、丸屋根タイプ、正面3枚窓タイプ、ボンネット違い、デッキ違い、色違いとか、それこそものすごいバリエーションが作れてしまったので、後日改めてご紹介することにします。


沼尻と言えば冬~春先のドロドロのイメージが強いのですが、ここでは緑の濃い夏場の雰囲気にしました。

ハーフサイズのバカチョン(死語?)カメラで撮った、ちょっとブレ気味の写真の紙焼きが50年ぶりに出てきた...という雰囲気で画像を加工してみました!

「地蔵堂と愛宕灯籠」ペーパークラフトジオラマ
2017-04-18
インターネットの普及、とりわけ昨今のSNSの普及のおかげで、一旦途絶えた学生時代のサークル活動がまた盛り返していて、ヘタすると当時よりも接触の頻度が多いのではないか?という感じです。さすがに直接会う機会はせいぜい年に1~2度あるかないかですが、「今日はあ~した、こ~した…」と他愛ない情報と写真がほぼ毎日届きます。たしかに学生時代には、こんな誰かのどうでもいい情報を日常的に知らされることはありませんでしたから、ある意味、今の方が濃密と言えばそうなのです。
でも、中には質の高い写真をUPする人もいて、思わず見入ってしまうこともあり、やっぱりネットの力は大きいね~と痛感することも多いです。
ということで、今回はサークルの先輩がSNSに投稿した1枚の写真が気に入ったのでペーパークラフトジオラマにしてみました。

サイズは80×60mm、縮尺は50分の1位のつもりですが、実際のサイズが不明なのであくまでも「気持ち…」です。

石灯籠をペーパークラフトで作るのは、小さいスケールではけっこう難しくて、これぐらい(高さ35mm位)が限度かな…と思います。これでも6パーツもありますから... なお、頭のギボシは粘土製です。

地蔵堂や庚申堂は前々から作ってみたい題材だったのですが、もっと大型のウォークイン?タイプのとか、ちょっとシリーズ化してみようかな~と思います。
でも、中には質の高い写真をUPする人もいて、思わず見入ってしまうこともあり、やっぱりネットの力は大きいね~と痛感することも多いです。
ということで、今回はサークルの先輩がSNSに投稿した1枚の写真が気に入ったのでペーパークラフトジオラマにしてみました。

サイズは80×60mm、縮尺は50分の1位のつもりですが、実際のサイズが不明なのであくまでも「気持ち…」です。

石灯籠をペーパークラフトで作るのは、小さいスケールではけっこう難しくて、これぐらい(高さ35mm位)が限度かな…と思います。これでも6パーツもありますから... なお、頭のギボシは粘土製です。

地蔵堂や庚申堂は前々から作ってみたい題材だったのですが、もっと大型のウォークイン?タイプのとか、ちょっとシリーズ化してみようかな~と思います。
弘南鉄道のコンクリート橋ペーパークラフトジオラマ(Nスケール)
2017-04-05
【お知らせ】平川鉄橋をモデルにしたミニジオラマの展開図を無料公開しています! 詳しくは => こちら
鉄コレ、Bトレ向けペーパークラフトジオラマ第2弾は高架橋タイプのものを作ってみました。プロトタイプは弘南鉄道のコンクリート高架橋。背景に津軽富士が写る、割と有名な撮影地でもあるので、ある意味弘南鉄道を代表する景観のひとつ、とも言えるかも知れません。
まあ、実際のところは前回が築堤タイプだったのでそれとは違う形で、簡単に作れて「ここ!」と言っても一応通用する...という場所を探したら必然的にこうなった~ということなんですが。

サイズは、今回はTOMIXの直線レールをそのまま使ったので長さは280mm、奥行き60mm、高さ50mm(20mm厚のベース上に30mmの高架橋)としました。
強度を考慮してコンクリート築堤の部分を3分の1強取りましたが想像していたより橋脚部分もしっかりしているので、すべて高架橋にしても大丈夫そうです。2タイプ用意して、それを組み合わせで長い高架区間を作ることも可能でしょう。

トラスタイプの架線柱は再考の要あり!です。1カ所だけにしてもう少ししっかりしたものにしたいです。ただ、実物通りボックス状にするとゴツさが目立って邪魔になるし、存在感はこんなもので何か良い方法はないものか... 市販品で使える物があれば良いんですがそれも期待薄ですし、これは最大の課題です。

まあ、架線柱の件を除けば他は非常にシンプルな造りで、「難所」と呼べる工程がありませんので工作は快適そのもの! 初心者の方でもそれなりに見栄えもするものが作れると思います。何と言っても塗装不要なのは大きいです!

車両は例によって現行の7000形(元東急7000系)は持ってないので鉄コレのフリー電車を載せています。探せば1521形(元南海1521系)があったと思うのですが、出すの面倒くさいし… まあこれで良いでしょう。
鉄コレ、Bトレ向けペーパークラフトジオラマ第2弾は高架橋タイプのものを作ってみました。プロトタイプは弘南鉄道のコンクリート高架橋。背景に津軽富士が写る、割と有名な撮影地でもあるので、ある意味弘南鉄道を代表する景観のひとつ、とも言えるかも知れません。
まあ、実際のところは前回が築堤タイプだったのでそれとは違う形で、簡単に作れて「ここ!」と言っても一応通用する...という場所を探したら必然的にこうなった~ということなんですが。

サイズは、今回はTOMIXの直線レールをそのまま使ったので長さは280mm、奥行き60mm、高さ50mm(20mm厚のベース上に30mmの高架橋)としました。
強度を考慮してコンクリート築堤の部分を3分の1強取りましたが想像していたより橋脚部分もしっかりしているので、すべて高架橋にしても大丈夫そうです。2タイプ用意して、それを組み合わせで長い高架区間を作ることも可能でしょう。

トラスタイプの架線柱は再考の要あり!です。1カ所だけにしてもう少ししっかりしたものにしたいです。ただ、実物通りボックス状にするとゴツさが目立って邪魔になるし、存在感はこんなもので何か良い方法はないものか... 市販品で使える物があれば良いんですがそれも期待薄ですし、これは最大の課題です。

まあ、架線柱の件を除けば他は非常にシンプルな造りで、「難所」と呼べる工程がありませんので工作は快適そのもの! 初心者の方でもそれなりに見栄えもするものが作れると思います。何と言っても塗装不要なのは大きいです!

車両は例によって現行の7000形(元東急7000系)は持ってないので鉄コレのフリー電車を載せています。探せば1521形(元南海1521系)があったと思うのですが、出すの面倒くさいし… まあこれで良いでしょう。
「桜のトンネル」ペーパークラフトジオラマ(Nスケール)
2017-03-01
再開第一弾は1年越しの懸案になっていた「桜のトンネル」(嵐電北野線)をイメージしたペーパークラフトジオラマです。

鉄コレ、Bトレは相変わらず新製品が続々登場していますが、それの楽しみ方が今ひとつありません。Nゲージ化して走らせるのが一番まっとうな姿でしょうが、テツと自称する人でも走らせる環境を持ってる人は少数派? だいいち。エンドレスをグルグルさせてもすぐに飽きてしまいます。
実際、私の周囲でも熱心な鉄コレファンが大勢いますが、買った当座にチラと眺めた後はしまい込み、そのまま死蔵… せいぜいSNSに「箱のまんま」でUPするのが関の山・・・というのが多いようです。
何とも勿体ないというか、せっかく苦労して手に入れたのに報われないというか...
そこで思ったのは、非模型派が鉄コレ、Bトレをより楽しむアイテムって作れないかな~? 撮り鉄が多いなら撮影用展示台なんてのはどうかな~? と試しに作ってみたのがこの作品です。
実のところ、嵐電の車両は鉄コレやBトレでは現時点で発売されてない? というツッコミはありますが、色々な路線の特徴的なシーンをこんな風に作っていけば、取っかえ引っかえ楽しめるのではないか?と思ったわけです。
さて、前置きはこれぐらいにして本作品の仕様を少し...
サイズは248mm(幅)×110mm(奥行)×50mm(高さ)で、
築堤部分は段ボール(amazonの箱の中に入っている薄いヤツ)のボックス形状のものに、クラフト紙に地面を印刷したシートを揉み和紙状にして貼り付け、ジオラマ用パウダーとココナッツファイバーで作ったブッシュ(茂み)等で仕上げてあります。線路と架線柱は紙製ですが、市販品への置き換えを考慮してサイズを設定しています。

桜の木は、いつものように茶色の紙巻きワイヤー(#28)を捩ったものにココナッツファイバーを搦め付けた上にパーライトと言う土壌改良材をくっつけたものです。今回初めて試してみたものですが取り扱いが面倒な割に見た目も今ひとつで、これだとメラミンスポンジの方がはるかにマシな感じです。

嵐電の車両は持ってないので鉄コレのフリー電車を載せてみました。撮影を考えると木の配置は再考を要するように思います。

木と架線柱を変えると叡電の「紅葉のトンネル」にもなりそうですし、ベースの形を変えれば築堤以外にも、例えば高架下ガードとかトンネル(地下)出入り口とかといった様々なシーンが再現できると思います。まあ、凝れば大鉄橋なんかも可能でしょうが、ここは1ストラクチャ1シーン位の感じで簡単に作れることを優先すべきかと思います。

鉄コレ、Bトレは相変わらず新製品が続々登場していますが、それの楽しみ方が今ひとつありません。Nゲージ化して走らせるのが一番まっとうな姿でしょうが、テツと自称する人でも走らせる環境を持ってる人は少数派? だいいち。エンドレスをグルグルさせてもすぐに飽きてしまいます。
実際、私の周囲でも熱心な鉄コレファンが大勢いますが、買った当座にチラと眺めた後はしまい込み、そのまま死蔵… せいぜいSNSに「箱のまんま」でUPするのが関の山・・・というのが多いようです。
何とも勿体ないというか、せっかく苦労して手に入れたのに報われないというか...
そこで思ったのは、非模型派が鉄コレ、Bトレをより楽しむアイテムって作れないかな~? 撮り鉄が多いなら撮影用展示台なんてのはどうかな~? と試しに作ってみたのがこの作品です。
実のところ、嵐電の車両は鉄コレやBトレでは現時点で発売されてない? というツッコミはありますが、色々な路線の特徴的なシーンをこんな風に作っていけば、取っかえ引っかえ楽しめるのではないか?と思ったわけです。
さて、前置きはこれぐらいにして本作品の仕様を少し...
サイズは248mm(幅)×110mm(奥行)×50mm(高さ)で、
築堤部分は段ボール(amazonの箱の中に入っている薄いヤツ)のボックス形状のものに、クラフト紙に地面を印刷したシートを揉み和紙状にして貼り付け、ジオラマ用パウダーとココナッツファイバーで作ったブッシュ(茂み)等で仕上げてあります。線路と架線柱は紙製ですが、市販品への置き換えを考慮してサイズを設定しています。

桜の木は、いつものように茶色の紙巻きワイヤー(#28)を捩ったものにココナッツファイバーを搦め付けた上にパーライトと言う土壌改良材をくっつけたものです。今回初めて試してみたものですが取り扱いが面倒な割に見た目も今ひとつで、これだとメラミンスポンジの方がはるかにマシな感じです。

嵐電の車両は持ってないので鉄コレのフリー電車を載せてみました。撮影を考えると木の配置は再考を要するように思います。

木と架線柱を変えると叡電の「紅葉のトンネル」にもなりそうですし、ベースの形を変えれば築堤以外にも、例えば高架下ガードとかトンネル(地下)出入り口とかといった様々なシーンが再現できると思います。まあ、凝れば大鉄橋なんかも可能でしょうが、ここは1ストラクチャ1シーン位の感じで簡単に作れることを優先すべきかと思います。